このページでは日本人の相対的貧困者、絶対的貧困者、経済状況と、日本にくる外国人が貧困にならない為にどうすればよいかを説明します。
日本はユタカではない。
幼少期から学業にまい進し、体を鍛え、心身ともに優れた人間となり、社会に出てはじめてユタカさを教授する可能性を大きく受ける。
それでもユタカさが確定されているわけではない。
前述したが、中途半端な学業、例えるならMARCHレベルの大学出身者では、相当の努力なくしてユタカさは教授できない。MARCH以下なら死に物狂いで頑張ってはじめてスタートラインにつけるような状態だ。
この状況、どこかの国とソックリではないか?米国のユルイバーションが現在の日本だ。
米国では親がダメで学業もまともにおさめられない子供も一定率いる。もともと奴隷制度があった国なので、貧富の差は脈々と受け継がれている。
もちろん努力次第で脈々と受け継がれる貧富の差を覆す人も沢山いる。
日本でそこまでのダメな家庭というのは少ない。
士農工商で格差はあったが、明治維新以降、日本の格差は各段に薄まった。
学校に行き、勉学に励む、給食を頂くことに関しては、ほぼどの子供も享受できる。
給食費を払わずとも給食は与えられる。どの自治体にも就学援助制度があり、給食費程度なら全額免除となる。
その間、子供は自由に学ぶ事ができる。
つまり本人の努力次第で高校の入学金や授業料など免除にすることが可能だ。当然大学も同様だ。
親がダメ親で親ガチャしたいというのは事実なのだろうが、努力すれば早々に親とは離れ、高校からは寮生活が送れ、大学に至っては無限の可能性が待っている。
極論に聞こえるというのは言い訳でしかなく、事実、筆者は似たような状況にあったが、努力で覆すことができないないことなどほとんどなかった。
では日本にやってくる外国人に話を戻すと、そのような競争渦巻く国が日本だという認識はあるだろうか?
日本人ですら6人に1人が相対的貧困者、更に200人に1人は1日210円未満で生活する絶対的貧困者だ。
日本を目指す外国人は6人に1人の相対的貧困者にならないため、
仕事に励み
空いた時間に自分のスキルを上げ
自分の市場価値を相対的貧困者にならない基準まで上げる必要があるという事を理解しているだろうか?
答えは考えなくてもわかるだろう。それが現実だ。
なるべくして貧困者になっている。
では自国が貧しいなどの理由で他国を目指す外国人がどの国を目指せばユタカな生活が保証されるか?
答えはない。それは妄想であり、世界中どこを探してもそのような国は存在しない。
強いてあげるなら産油国ならあり得る可能性はあるが、外国人が産油国の恩恵を受けられるなら、日本人も産油国に行くだろう。
つまりはないのだ。
日本人とて同様だ。
ライフワークバランスとか週休3日制と言える日本人はごく一部の優秀すぎる日本人か、寝ぼけた日本人かどちらかだ。
現実の日本人は「6人に1人が相対的貧困者」、明日は我が身だ。
川口市に話を戻そう。川口市に在住する39,553人の外国人は、一部のユタカな生活を獲得できたラッキーな外国人を除くその他大勢は貧困層であると容易に想像できる。
貧困が招く現実は、犯罪率の上昇、治安の悪化、暴力の増加、教育水準の低下、所得格差の拡大による差別、衛生面の悪化、課税収入の減少、社会保障制度の財政負担増加、環境汚染や環境破壊による生活環境の劣化など数えきれないデメリットだらけだ。
川口市はそのような多大なリスクを現在なにも対策をせず受け入れている。